毛髪は頭皮の下に隠れている部分と、頭皮から出ている部分の2つから成り立っています。
頭皮の下に隠れている部分を毛根、頭皮から出ている部分を毛管といいます。
毛根部分は、下図のような構造になっています。

- 毛包
- 毛根を包んでいる部分です。
毛根部を保護する袋の役割をしています。 - 毛球
- 毛根深部の毛包下端がふくらんだ部分です。
- 毛乳頭
- 毛球の中にある部分で、血液から栄養分を摂取し、毛母細胞の増殖をコントロールするという、大きな役割を果たしています。
- 毛母細胞
- 毛乳頭の周りにある、毛髪のもとになる細胞です。
この毛母細胞が、毛乳頭からの指令で分裂を繰り返し、毛髪になります。
毛管部分を輪切りにしてみると、三層の輪からできていることが分かります。
- 毛髄質(メデュラ)
- 毛髪の中心部分です。
- 毛皮質(コルテックス)
- 毛髄質を包み込んでいる部分で、毛髪の質や色を決定します。
繊維状のタンパク質を束ねたようなもので、その内99%はケラチンというタンパク質で構成されています。
またメラニンを多く含んでおり、これによって毛髪の色が決まります。 - 毛小皮(キューティクル)
- 毛皮質の上を覆い、毛髪の一番外側の部分です。
ウロコのように重なっているもので、髪の水分を保持し、髪に艶や手触りを良くするという役目があります。