AGAの脱毛の仕組み

AGA男性型脱毛症)とは、一般に若ハゲといわれ、思春期を過ぎたころから徐々に脱毛が進展する、男性に多い脱毛症です。
前頭部(生え際の後退、左右のそり込みの拡大)と頭頂部(つむじ周囲)の薄毛が特徴です。

AGA脱毛は、以下の3つの要素が複雑に絡み合って引き起こされます。

  • テストステロン
  • 5α-リダクターゼ
  • 男性ホルモン受容体

毛根には、5α-リダクターゼという酵素があります。
血液中を流れる男性ホルモンテストステロンが毛乳頭に入ってくると、5α-リダクターゼの働きによって、テストステロンデハイドロテストステロン(DHT)という、より強力な男性ホルモンに形を変えます。

このDHTが毛根に作用すると、毛乳頭・毛母細胞の細胞分裂が抑制され、発毛周期(ヘアサイクル)が狂います。
通常、毛が成長する期間(成長期)は、男性で3〜6年と言われていますが、AGAの場合はDHTが原因で成長期が短くなり、十分にが育ちません。そしてが細く、色素も薄いまま生え変わってしまうため、薄毛になっていくのです。

しかし、前頭部や頭頂部のの毛が薄くなっていても、後頭部と側頭部のの毛が薄くならないのはどうしてでしょうか?
実は、このが薄くなる場所に関係してくるのが、男性ホルモン受容体なのです。

前頭部や頭頂部には、男性ホルモン受容体が多く存在するため、テストステロンの影響を多く受けます。そして、5α-リダクターゼの活性が強いため、薄毛になりやすいのです。
一方、後頭部と側頭部には、男性ホルモン受容体が少ししか存在していないため、テストステロンの影響をあまり受けません。そして、5α-リダクターゼの活性も弱いため、薄毛にはなりにくいのです。

AGAによる脱毛を遅らせるためには、男性ホルモンを抑制する成分が含まれている育毛剤や発毛剤、内服薬などを利用することで、効果が期待できそうです。

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