AGA(男性型脱毛症)

AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で男性脱毛症のことです。
一般に若ハゲといわれ、思春期を過ぎたころから徐々に脱毛が進展する、男性に多い脱毛症です。
前頭部(生え際の後退、左右のそり込みの拡大)と頭頂部(つむじ周囲)の薄毛が特徴です。

このAGAは、男性ホルモンであるテストステロンの影響により、発毛周期(ヘアサイクル)の成長期が短縮して、休止期が長くなることで起こります。

さらに詳しいAGA脱毛の仕組みは、以下のページをご覧ください。
>>>AGA脱毛の仕組み

女子男性型脱毛

女子男性型脱毛症とは、AGA(男性型脱毛症)と非常によく似た抜け方をする脱毛症で、頭頂部の方から男性のように薄毛になっていくのが特徴です。
高齢者の女性に多くみられる脱毛症ですが、最近では30歳以下の若い女性にもみられるようになってきました。

女子男性型脱毛症が起こる原因として、卵巣機能が低下して女性ホルモンの分泌が減り、男性ホルモンが優位になるためだと考えられます。
特に、生理不順や無月経などがある場合は、先に婦人科の診療を受けましょう。

また、更年期障害によるホルモンバランスの崩れも、同じく原因として考えられます。

びまん性脱毛症(女性型脱毛症)

女性の薄毛の7割以上が、このびまん性脱毛症だと言われています。
びまん性脱毛症は、頭皮や毛根部の細胞の老化が主な原因で起こる脱毛症で、中高年以降の女性に多くみられます。

びまん性脱毛症の特徴は、まず頭部全体が薄くなり、フサフサ感が減少して、前頭部や頭頂部、毛の分け目などが目立つようになります。
これは、発毛周期(ヘアサイクル)の成長期が短縮して休止期が長くなることで、毛髪が細くなり、色が薄くなって、髪の毛がうぶ毛化するためです。

悪化すると、全頭脱毛(頭髪が完全に抜け落ちてしまう脱毛)に進行します。
さらに進行すると、汎発(はんぱつ)性脱毛といって、全身全ての毛が抜け落ちてしまい、極端に回復が困難な場合は難治性の脱毛になる場合もあります。

分娩後脱毛症(産後脱毛症)

分娩後脱毛症(産後脱毛症)とは、出産後やピル服用後にみられる脱毛症で、女性ホルモンの分泌量の変化が原因です。

妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えるため、抜けは少なくなります。しかし、出産後はホルモンバランスが正常に戻るため、妊娠中に抜けなかったが一気に抜け落ちてしまいます。
これが、分娩後脱毛症(産後脱毛症)の特徴です。
このとき全体の20%のが、一気に抜けてしまう場合もあります。

通常は1年くらいで元の状態に戻ることが多いので、あまり心配することはありませんが、場合によってはそのまま回復しないケースもあります。
その場合は病院で診療を受けましょう。

円形脱毛症

円形脱毛症とは、ストレスなどによる自律神経失調が原因で起こる、突発性の脱毛症です。
円形脱毛症は、ストレスを取り除くことによってほとんどの場合治りますが、必ず病院で診療を受けましょう。

円形脱毛症の特徴としては、円形・楕円形の脱毛巣が突然発生し、ひとつだけできるものから、頭髪全体が抜けるもの、さらに眉毛、まつ毛、体毛など頭皮以外の全身に及ぶ場合もあります。

脱毛巣周辺の毛を軽く引っ張ってみて、数本の毛が抜けてくる間は進行中です。
進行が止まれば、多くは数ヵ月後に軟毛が生えてきて、その後硬毛となってきます。

脂漏(しろう)性脱毛症

脂漏性脱毛症は、皮脂分泌の過剰な人に起こる脱毛症です。
思春期以降の男性に多くみられ、前頭部や頭頂部が薄くなる特徴があります。

皮脂の過剰分泌により、脂質が酸化されて過酸化脂質となり、皮膚を刺激することが原因です。
また、毛穴にこびりついた皮脂は、通常のシャンプーでは取りきれないため、細菌が繁殖し、頭皮や毛根が炎症を起こすことも原因とされています。

常に頭皮を清潔にするように心がけることが最も大切です。

粃糠(ひこう)性脱毛症

粃糠性脱毛症とは、角化異常によって大量に発生したフケが毛穴をふさぎ、炎症を起こすことにより引き起こされる脱毛症です。
乾燥したフケが大量に出るのが特徴です。

粃糠性脱毛症の原因として、シャンプーのし過ぎなどが挙げられます。
頭皮を清潔にするのはとても大切なことですが、何度もシャンプーをして必要な皮脂まで落とすことは、逆に皮脂を増やすことになり、角化異常を引き起こしかねません。
頭皮の状態が普通の方なら、シャンプーの回数は2日に1回ぐらいでも大丈夫なのです。

またフケが出るからといって、フケシャンプーをむやみに使用することはやめた方がいいでしょう。
フケシャンプーは、角質や角片を溶かしているだけで、角化異常によるフケを止める力はありません。
逆に、フケを溶かす成分が自分の頭皮に合わずに、角化異常を引き起こす原因となることもあるので、注意が必要です。

牽引(けんいん)性脱毛症

ポニーテールや三つ編みなど、長年に渡って強い力で髪を引っ張っていると、脱毛してしまうことがあります。
これを、牽引性脱毛症と呼びます。

なるべく同じ髪型は避けるようにして、強い力で縛ることのないヘアスタイルを心がけましょう。

圧迫性脱毛症

サイズが合わないきつい帽子や、かつらなどで頭皮が数時間圧迫されると、2〜6週間後に成長途中の髪が抜けてしまう場合があります。
これを圧迫性脱毛症と言います。

しかし、原因が一時的なことがほとんどなので、3〜6ヶ月ほどで自然に回復します。

トリコチロマニー(抜毛狂)

トリコチロマニーの語源は、

  • トリコ(毛髪)
  • チロ(引っ張る)
  • マニア(熱狂者)

という3つの言語を組合わせたものです。

この語源のように、毛根は正常なのに、自分で毛を抜いてしまう癖のために起きる脱毛をトリコチロマニーと言います。
特に低年齢の女児に多くみられます。

原因としては心理的ストレスがあげられ、治療はそのストレスの原因を探り、解消させる必要があるため、周りの人の理解と協力が必要です。
さらには皮膚科医、精神科医などによる、総合的な治療が必要な場合もあります。

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