抜け毛・薄毛の原因とは

抜け毛が増えて薄毛になるには、必ず何かしらの原因があります。しかし、その原因は人によってさまざまです。
まずは自分がどんな原因で抜け毛が増え、薄毛になってしまったのかを知りましょう。その原因を知った上で、それに見合った対策をすることが大切なのです。

では、抜け毛の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
主なものをいくつかあげると、以下のようなものがあります。

栄養不良が原因の薄毛

薄毛になる原因のひとつに栄養不良が挙げられます。

まず毛根の根っこにある毛乳頭は、毛細血管によって運ばれてきた栄養を摂取します。
その栄養は、毛髪の元となる細胞である毛母細胞へと送られ、その栄養を元に毛母細胞が細胞分裂を繰り返し、毛髪が形成されます。

このことからも分かるように、健康な毛髪が生えてくるためには、毛乳頭へ十分な栄養を行き届かせることが大切になってきます。

しかし、生命の維持に直接関係のない毛や皮膚・爪などへ栄養が送られてくるのは、体の中で一番最後です。
しかも、生命維持に直接関係してくる心臓などの臓器に、たくさん栄養が使われた後に送られてきます。
そのため栄養不良になると、毛髪を形成するために必要な栄養を毛乳頭が十分に摂取できず、その結果、弱々しい不健康な毛髪になってしまいます。

毛髪も元々は皮膚なのです。
お肌を気にするのと同じように、毛髪の健康にも気を配って、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。

次の項目に当てはまる方は、栄養不良が抜け毛原因として考えられます。

  • 特定の食品しか食べないなどの無理なダイエットをしている
  • 好き嫌いが多く、偏食気味だ
  • コンビニの弁当やお菓子ばかり食べている
  • 1日にきちんと3食食べない日が多い
  • 飲みすぎで胃が痛い

頭皮の血行不良による薄毛

薄毛になる原因のひとつに、頭皮の血行不良があげられます。

毛髪を形成するために必要な栄養は、毛細血管によって毛乳頭へと運ばれてきます。
そのため、血行が悪くなると毛乳頭は十分な栄養を摂取できなくなり、その結果、毛髪も生えにくくなります。

血液は夜になると皮膚や骨に流れます。
皮膚の細胞は夜の10時から午前2時にかけてつくられるといわれており、毛母細胞が特に活発に動き出すのもこの時間帯です。
夜更かしばかりしていると、頭皮に血液が流れにくくなるので、十分な睡眠を取ることが大切です。

時々自分の頭皮の色をチェックしてみましょう。
健康な頭皮は青白く、血行の悪い頭皮は赤みを帯びています。

次の項目に当てはまる方は、頭皮の血行不良が抜け毛原因として考えられます。

  • ストレスがある
  • 日頃あまり体を動かすことはなく、運動不足だ
  • 肩こりがひどい
  • 冷え性だ
  • 睡眠時間が短かったり、よく眠れない日がある
  • たばこを吸う
  • 40歳以上だ

ホルモンバランスの崩れで起こる抜け毛

薄毛になる原因として、男性ホルモンのテストステロンが関係していると言われています。

男性の場合は、このテストステロンの影響を受けやすい体質と受けにくい体質があり、「薄毛は遺伝する」と言われているのは、この体質を遺伝するからと言われています。
特に年齢の若い男性が抜け毛や薄毛に悩まされていますが、それはテストステロンの分泌量が多い時期だからです。

しかしテストステロンが多いからといって、必ず全員が薄毛になってしまうわけではありません。テストステロン以外にも、薄毛になる要因があるのです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
>>>AGAの脱毛の仕組み

女性の場合は男性の20分の1程度しかテストステロンの分泌量がないため、年齢が若いうちは薄毛にはなりにくいのですが、40歳前後から女性ホルモンの分泌量が減ってくると、相対的にテストステロンの量が増えるため、抜け毛が増えたり頭頂部の毛が細くなり始めて薄毛になる傾向にあります。

このように、女性の場合は加齢と共に薄毛になってしまうのは仕方のないことなのですが、最近は若い女性でも、抜け毛薄毛に悩まされている方が増えてきています。
男性と同じように働く女性が増えたことで、仕事でのストレスなども増えたことが原因なのではないでしょうか。

また、女性は妊娠をすると女性ホルモンの分泌が盛んになります。そのため、発毛周期(ヘアサイクル)で抜ける時期にあるはずの毛が、抜けにくくなります。
妊娠中は毛が濃くなるというのは、本来抜けるはずの毛が抜けないからなのです。

しかし、出産後はホルモンバランスが正常に戻るため、妊娠中に抜けなかった毛が一気に抜け落ちます。いわゆる分娩後脱毛・産後脱毛といわれている症状です。
通常は1年くらいで元に戻ることが多いので心配することはありませんが、場合によってはそのまま回復しないケースもありますので、心配な方は病院を受診しましょう。

次の項目に当てはまる方は、ホルモンバランスが抜け毛の原因として考えられます。

  • ストレスがある
  • 無理なダイエットをしている
  • 出産後1年以内だ
  • ピルを服用している
  • 40歳以上だ
  • 親も薄毛だ

皮脂過剰または皮脂の取りすぎで増える抜け毛

薄毛になる原因のひとつに、皮脂過剰または皮脂の取りすぎがあげられます。

皮脂とは、皮膚の表面で汗と脂が混ざりあってできた、薄い膜のことです。
この皮脂は、皮膚から水分が必要以上に蒸発するのを防いでいます。皮脂が減ってくると、皮膚は保湿機能が低下し、乾燥した肌になってしまいます。
また、皮脂の成分である「脂肪酸」は細菌の感染を予防します。
皮脂は皮膚を守るために必要不可欠なものなのです。

しかし、過剰分泌された皮脂は、活性酸素を大量につくる原因となる過酸化脂質となり、抜け毛の原因になることがあります。

頭皮は身体の中でも一番、皮脂の分泌量が多い場所です。朝きちんと洗顔しても、昼頃になると鼻の頭がテカるようでしたら、頭皮皮脂過剰分泌タイプといえます。

しかし、皮脂は保湿機能と感染予防という大切な役割を持っていますので、取り過ぎてはいけません。
なぜなら、身体は足りないものを補おうとするため、皮脂を取り過ぎるとさらに皮脂を分泌しようとして、結局皮脂過剰と同じようになるからです。

特にシャンプー選びには気を使いましょう。できれば天然素材のもので、アミノ酸系、弱酸性系のものが好ましいです。
高級なシャンプーだからといって、必ずしもいいシャンプーとは限りません。値段や洗いあがりの使用感だけで決めてしまうのはとても危険です。

また、育毛シャンプーなどは皮脂を取り過ぎてしまう可能性があるので、使用はやめた方がいいと思います。
シャンプー選びについての詳しい内容は、以下のページをご覧ください。
>>>抜け毛を減らすシャンプー選び

次の項目に当てはまる方は、頭皮皮脂過剰または皮脂の取りすぎが抜け毛の原因として考えられます。

  • シャンプーには特に気を使っていない
  • 洗髪後しばらくすると、頭皮がベトベトしてくる
  • 脂っこいものが大好きだ
  • 無理なダイエットをしている
  • 太り気味だ
  • 髪を洗わないで寝ることが多い
  • ヘアムースやワックスなどをよくつける

角化異常による大量のフケが原因で起こる抜け毛

薄毛になる原因のひとつに、角化異常による大量のフケがあげられます。

皮膚は「角質層の下部の細胞が変化し、表皮へ上がってきて、古いものから角片となってはがれ落ちていく」という繰り返しをしています。
これを角化(ターンオーバー)といいます。

角片が身体から出るのがアカであり、頭から出るのがフケというわけです。
つまり、多少のアカやフケが出るのは生理現象で自然なことなので、気にすることはありません。

しかし、なんらかの原因で角化異常による頭皮のトラブルが起こりフケが大量に出ることがあります。
すると、フケが毛穴をふさいでしまい、頭皮が炎症を起こして抜け毛を引き起こすことがあります。(ひこう性脱毛症)

フケを気にするあまり、フケシャンプーを使っていませんか?
フケシャンプーは、角質や角片を溶かしているだけで、角化異常によるフケを止める力はありません。
逆に、フケを溶かす成分が自分の頭皮に合わず、正常だった頭皮に角化異常を引き起こす原因となることもあるのです。

多くの場合、自分の頭皮に合ったシャンプーを使い、正しい洗い方をしていれば、異常にフケが発生することはありません。
フケシャンプーを使っている方はただちに使用をやめて、頭皮にやさしいシャンプーを選ぶことから始めましょう。
シャンプー選びについての詳しい内容は、以下のページをご覧ください。
>>>抜け毛を減らすシャンプー選び

体質遺伝が原因の薄毛

薄毛になる原因として、男性ホルモンのテストステロンが関係していると言われていますが、このテストステロンの影響を受けやすい体質と受けにくい体質があります。
薄毛遺伝する」と言われているのは、この影響を受けやすい体質遺伝するからと言われています。

そのためテストステロンが多いからといって、必ず全員が薄毛になるわけではありません。
テストステロン以外にも、薄毛になる要因があるのです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
>>>AGAの脱毛の仕組み

また、食生活が同じ=体質が同じということも考えられます。
たとえば、脂っこいものが食卓に多く並ぶ家庭で育ったのであれば、親も子も、皮脂過剰の体質になるでしょう。

自分の親が薄毛だからといって、必ず自分も薄毛になるとは限りません。
食生活を改善したり生活習慣を見直すなどして、抜け毛を減らし薄毛を予防することも可能なのです。

薬の副作用で起こる抜け毛

薄毛になる原因のひとつに、薬の副作用もあげられます。

たとえば抗がん剤。
抗がん剤はがんの細胞を殺す目的で使われますが、実はがんの細胞だけを選んで殺しているわけではありません。
実際には、分裂の速い細胞を殺すように開発されています。
毛根の細胞分裂はがんの細胞分裂よりも速いため、当然抗がん剤の影響を受けます。
その結果、毛根の細胞が殺されてしまい、脱毛が引き起こされるのです。

また髪の毛というのは、食品や大気などから体内へ吸収された有害金属や、ハンドクリームなどの皮膚から吸収された有害物質など、体内の毒素を体外へ排出する役割も持っています。
しかし、体外へ排出される毒素の量よりも、体内へ吸収される毒素の量が上回ると、頭皮の下へ毒素が蓄積されていき、毛根の細胞が刺激を受けて発毛しにくくなり、抜け毛を引き起こすことになります。

さらに、体にいいと思われているサプリメントも、過剰に摂取し続けることは発毛にとってはよくありませんので、十分に注意してください。

病気による抜け毛

生活習慣シャンプー方法を変えるだけで治る抜け毛もありますが、病院できちんと治療をしないと直らない抜け毛もあります。
たとえば以下のようなものです。

  • らい病性脱毛症(らい病が原因)
  • 梅毒性脱毛症(梅毒が原因)
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。